バンコク首都圏庁(BMA)は、首都圏の露天商に対する新しい規則を作成し、露天が営業許可される場所を首都の特定の地域に限定することを計画していると、バンコク都副知事が明らかにした。まず最初に1年間の露天商としての営業許可を得るためには、タイ国民であることと、以下の3つの要件のうち、最低一つの要件を満たすことが必要とされる。国家福祉カードを保持していること、❝Baan Mankong❞という制度を利用して家を購入していること、政府から福祉援助を受けていること。2年目には、露天商は、所得税の申告時に年収が300,000バーツを超えないことを示す必要がある。露天営業の許可は、バンコク各地区事務所が担当し、税務署に登録されている露天商が優先されるとのこと。営業申請件数が空きスペースを上回るエリアでは、抽選で露天商が選定される。また、BMAは、歩行者が安全に歩くための十分なスペースを確保するために、道路のレイアウトや交通の流れへの影響を考慮しながら、露天出店可能エリアを1年または2年ごとに見直すとのこと。バス停や歩道橋、公共施設の入り口など、公共の場で屋台が邪魔にならないように、具体的なガイドラインを設けるとしている。バンコクのチャチャート知事は以前、BMAの最終的な目標は、路上の露天の数を減らし、指定区域を清潔で整理されたスペースにしてそこに露天を移動させ、シンガポールのホーカーセンターのようなものを目指すことであると述べていた。また、チャチャート知事は過去2年間で約10,000の露天商がバンコクの通りから消え去り、ホーカーセンターを設立する取り組みが進行中であると述べていた。 【ここがポイント!】バンコクの路上に展開している屋台に新たな規制が検討されているとの記事には少々驚きました。確かに最近路上から露天の数が減っているような気もします。路上の屋台はバンコクの典型ともいえる景色ですが、チャチャート・バンコク都知事は、露天を減らし、シンガポールのホーカーセンターを目指すと言っています。チャチャート知事は、2022年の都知事選挙で圧倒的得票数を得て当選しました。果たしてこの新ルールが都民の支持を得られるのかはわかりませんが、露天商の規制の前に道路整備や冠水対策などやるべきことが多いような気もします。